とある書籍について⑯

2022-10-22

ASD同志へ

感情の奥底に眠る葛藤や不安。それらは私たちの心の安全を脅かし、傷つきやすくしています。しかし、自閉症スペクトラム障害という先天的な脳機能の偏りがあっても、生きやすさを手に入れることはできるのです。弊社代表の安達が綴るASD生きやすさ講座の秘密を、今ここでお届けします。あなたも身につけることのできるスキルを持ち、自分らしく輝く未来を手に入れましょう。

※ 本ブログの音声読み上げは、コチラをクリックして、MP3ファイルを再生して下さい。

弊社代表の安達は、「ASD友の会」代表世話人も務める。
さて、
「大人のアスペルガーのためのソーシャルスキル・ガイド」
ジェネビー・エドモンド、ディーン・ウォートン 著、小谷裕実 訳、人文書院、2011年12月刊
これは、弊社代表の安達のブログ
にても記載したが、弊社代表の安達が、かつて
『自らが所持する「精神障害者手帳」を錦の御旗のように掲げ、自らが社会に適応する事なく、勤務先や家庭内、周囲の人間に対し「ASD者に対する配慮」ばかりを求めていた』きっかけになった書籍である。

本ブログでは、この著書の一部引用、そして引用箇所に対する弊社代表の安達の所感を記載する。


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ブログを読む前に参照下さい



心の安全と傷つきやすさ:Part1

この項は、絶対に不可欠です。アスペルガー症候群というのは、社会的な未熟性をもたらす疾患です。よって、自己と他者の心の安全や傷つきやすさに対して、決して無関心になってはいけません。心が安全でないこと、つまり非難を受けやすい状況は、人から虐待を受けることや、冤罪、誤解など、さまざまな事柄によってもたらされ犯罪を処罰するシステムとも関わる可能性があります。あなたは、世界中で最も知的な人物で、すばらしいことを成し遂げる有能な人かもしれませんが、それでも、対人社会的には"障害がある"、あるいは"盲目"なのです。対人社会的理解があなたの弱点であることを認めるのは、恥ずべきことではありません。人との違いや短所を受け止めることは、長期的視野に立つと、安全性という観点から健康と幸せを保証します。


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心の安全と傷つきやすさ:Part2

世界中の人々は、アスペルガーの人々のように、社会で物事をただ論理的かつ公正に見ているのだと信じるのはあまりに安直すぎますが、もしそうだとしたら世界はもっとすばらしい場所になるでしょう。悲しいかな、実際にはそうではありませんし、この考え方を人に押し付けようとする、あるいは人々が日々の暮らしの中であなたと同じようにふるまうことを期待するのは、意味がありません。あなたの物事の見方は間違っていないことを理解すること、しかしたいていの人はあなたのように物事をとらえておらず、あなたは非難を受けやすいタイプだと受け止めること、心の安全のためにはこの両者でバランスをとることが必要なのです。
私たちは、何が安全でなく、危険な状況であるのかを伝えることなどできません。なぜなら、それは不可能であり、この社会においては全ての事象が文脈によって左右されるからです。私たちが提供できる最良のアドバイスは、対人社会的能力の限界を受け止めて、プライドや自己防衛を忘れ、援助を求めよということです。これは、恥ずべきことではありません。私たちは、一人ひとり異なりますので、このサポートをどこで探せばよいかをはっきりとお伝えすることは出来ません。しかし、自分自身や他者の心の安全を保つのに適切なサポートを提供されていないと感じたなら、それを勝ち取るために闘う権利があり、またそうしなければならないのです。


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弊社代表の安達の所感

「心の安全と傷つきやすさ:Part1」に関して。弊社代表の安達は、「アスペルガー症候群」=「疾患」という見解に対し、異議を唱える。
弊社代表の安達の考えは、「自閉症スペクトラム障害」は、先天的な脳機能の「偏り」であり、その偏りにより、定常者の社会に対する「生きやすさ」に対して、齟齬が生まれる事がある、と捉える。
弊社代表の安達の以下のブログ
でも触れたが、エディス・シェファー著、山田 美明 訳「アスペルガー医師とナチス 発達障害の一つの起源」、光文社刊によると、ASD(自閉症スペクトラム障害)の「ウィングの3つ組」の1つである「社会性の障害」の「社会性」について、「社会には(ASD:自閉症スペクトラム障害の)診断を方向づける力がある」としている。そして、「社会状況が、診断に大きな影響を与える」としている。
すなわち、その時代時代の「社会状況」もっと言えば「政治的なイデオロギー」に合致するかどうか。
これにより、「自閉的精神疾患」か否かを判断した、とされる。
「自閉症」「自閉症スペクトラム障害」は、精神疾患とは関係ないと、弊社代表の安達は考える。
但し、先天的な脳機能の「偏り」により、定常者の社会に対する「生きやすさ」に対して、齟齬が生まれる事も、また事実である。
その為、ASD者は、弊社代表の安達の以下のブログ
でも触れている、以下のスキル
・アンガーマネジメント
・アサーション
・認知の歪みの修正
を身に付ける必要がある。スキルなので、訓練さえすれば、誰でも身に付ける事ができる。
あと、余力があれば、「定常者の受けの良い人」のモノマネ・演技を実践する事、モノマネ・演技を実践する時に罪悪感を感じない事である。

「心の安全と傷つきやすさ:Part2」に関しては、総論賛成。各論の記述がないので、具体的な方策が欲しいところである。


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安達孝一

部署:本店

資格:宅地建物取引士、定期借地借家権プランナー、 2級ファイナンシャルプランニング技能士、 日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント、 日本仲人協会 マリッジアドバイザー

日々、情熱・魂(ゲミュート)・鋼鉄の意志で生きています。

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