とある書籍について⑮

2022-10-18

ASD同志へ

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弊社代表の安達は、「ASD友の会」代表世話人も務める。
さて、
「大人のアスペルガーのためのソーシャルスキル・ガイド」
ジェネビー・エドモンド、ディーン・ウォートン 著、小谷裕実 訳、人文書院、2011年12月刊
これは、弊社代表の安達のブログ
にても記載したが、弊社代表の安達が、かつて
『自らが所持する「精神障害者手帳」を錦の御旗のように掲げ、自らが社会に適応する事なく、勤務先や家庭内、周囲の人間に対し「ASD者に対する配慮」ばかりを求めていた』きっかけになった書籍である。

本ブログでは、この著書の一部引用、そして引用箇所に対する弊社代表の安達の所感を記載する。


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どんな場合でも人とうまく関われるヒント:Part3

・あいさつ

いつも人に挨拶しましょう。とはいっても、すでに知っている人に"こんにちは""さようなら"、あるいは知らない人に対して"はじめまして"といえばいい、という単純なものではありません。これは、礼儀の問題であり、他者に仲間であることを示すことでもあります。アスペルガーの人は、知人に出会ったとき、すでに一度"やあ"と声をかけた後には、挨拶の目的を見出さないことがよくあります。こういった考えは、確かに論理的であり、道理にかなっています。しかし、たいてい人はそのようには考えません。人に身振りで応えないこと、会うたびごとに挨拶をしないことは、無知、攻撃的、あるいは横柄であるとみなされます。ばかばかしいかもしれませんが、誰かとすれ違いざまに笑顔で"やあ"、"最近どう?"、などと言う、あるいは"暑い・寒い・暖かいね"や、"そろそろ出かける時間が、じゃあね"、あるいは状況に合わせて似たような発言をするのが、よいでしょう。

・他者の心情を推し量る

あるアスペルガーの人々にとって、人がどのように考え、感じているのかに気付くようにと求めるのは、彼らに千里眼になれというくらい難しいことです。これは、アスペルガーの人たちが生まれつき持っている能力ではありません。しかし、これを補う、他者とうまく関わるのに役立つ方法があります。ひとつのよいアイデアは、簡単な質問をすることです。例えば、"君はあのことについてどう思う?""順調ですか?""あれは助けになりましたか?"などの答えやすい質問をします。人を質問攻めにしたり、尋問したりしてはいけませんが、そのようなちょっとした質問は、人々が物事をどのように感じているのかを想像する助けとなるでしょう。よく一緒にいる人であれば、どのような状況下でどのように反応するものかを知る機会が増えるごとに、その人の心情がもっと分かるようになるでしょう。

・自分以外の人に注目する

人は、自分自身にばかり目を向け、他者のことを忘れてしまいがちです。アスペルガーの人は、自然にしていると、他者指向よりも自分指向になるようです。それは、全てのアスペルガーの人たちが自己中心的で、自分のことばかり考えている、というのではなく、単に考えるルートが異なることを意味するのです。しかし、どのように理解され、どう見えるかなどと、ただ自分のことを考えるだけでなく、どんな状況においても他の人々に注意を向けるよう心がけましょう。他者に注意を向けることは、あなたをリラックスさせる助けとなり、自分のことばかり考えて不安になる事態は、より少なくなるでしょう。アスペルガーの場合、自分の行動に関する気付きは必要なものの、自意識過剰にならないよう、バランスをとることが求められるのです。


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どんな場合でも人とうまく関われるヒント:Part4

・世間話

アスペルガーの人たちは、誰もがこれに惑わされます。世間話は、全く論理的ではありません。
「わー、雨が降っているわ。まったく、ちょっとあの雨見てよ。」→あなたはこう考えます、"私は目が見えているんだけど。
「あのゴール見た?イングランドにとって、何てすばらしい得点なの!」→あなたはこう考えます。"サッカーや愛国心に興味がないし、あのゴールが私に一体どういう意味があるというの?"
「お元気ですか?」→あなたは自分の調子について、詳細に話し続け、みんなは驚きます......。あなたはこう考えます。"私の調子がいいか、本当に気にかけているのだろうか?もし、そうでないとしたら、どうしてそんなこと聞いてくるのだ?"
これらの典型的なシナリオは、アスペルガーと定型発達者の人との関わり方の違いを示すものです。社会に適応するためには、一般的なコミュニケーション方法の一部を取り込んでみるのが鍵となります。基本的な世間話を、機械的に覚えるよう試みましょう。定型発達者は、例えば"私はあなたの存在を人として認めるよ""私は危険人物ではありません""私たちはまだ親しい間柄であることをいいたかっただけです"ということを示すために、当たり前のことをさらに確認するかのような話をよくします。アスペルガーの人にとってのコミュニケーションは、それよりも事柄や情報を扱うためのものです。それも必要ですが、世間話におけるスキルはつき合いの潤滑油になります。

・人を信じる

もし、人とのつき合いでたくさんのいやな経験をしていたら、人を信用できず、疑り深くなる、あるいは攻撃的になるのが自然のなりゆきでしょう。もし、弱みに付け込まれ、からかわれる、あるいは利用されてきたとしたら、人に機会を与えたくなるわけはありません。しかし、悲しいかな、あなたが人を信じられなければ、それだけ人はあなたとつき合いにくくなります。経験したたくさんのいやな思い出は、対人場面で間違っているのではなく、"違い"があるのだということを、人々が誤解したために生じたと理解することが、解決の鍵となります。容易なことではないかもしれませんが、とりあえず最低限の信頼を人に抱くことには意味があります。人のよいところを信用するのは、前向きに人と関わる唯一の方法ですが、このような努力をするに値しない人もいます。よい人を見つけるのには、コツがいります。そのような人たちのネットワークを作る試みは、よい人を見つけて信用する練習のよい手始めとなりますし、自閉症スペクトラム障害のネットワークも、始めるのに適切な場所です。

・人の助けになる

あなたは、素晴らしい社交家ではないかもしれませんが、それは好かれていないという意味ではありません。人助けに誠意を示し、人に対して親切であることは、とてもよいことです。これには、人に役立つためのちょっとしたテクニックや知識が必要かもしれません。例えば、あなたが仕事についていて、人から親切に見られたいけれど、どう会話を始めてよいのか困っているとします。このような状況では、飲み物をつくる、コピー用紙を持ってくる、パソコン・のトラブルを解決するなどで、人に援助を申し出ることが、有効でしょう。この方法では、社会的にすばらしい力があると評判になることはないにせよ、それでも人を助けるということは、人とよい関係を築きたいという気持ちを表わします。これを、人に"使われる"ことと混同しないよう心がけましょう(一方的に利用しようとする人たちは、お返ししようとはしません)。ただ好かれたいがために、どんな申し出にも"はい"と答えてはいけません。時によって"いいえ"と断ることは、尊敬されることでもあります。好感のもてる態度で"いいえ"といえることがベストです。つまり、無愛想に"いいえ、できません"というのではなく、少し微笑んで"ごめんなさい、お引き受けできないので。/どうすればいいのかわからないので"などと柔らかい表現を使うということです。


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弊社代表の安達の所感

「どんな場合でも人とうまく関われるヒント:Part3」に関しては、以下の通り。
「・あいさつ」は、ASD者が「誰かとすれ違いざまに笑顔で"やあ"、"最近どう?"、などと言う、あるいは"暑い・寒い・暖かいね"や、"そろそろ出かける時間が、じゃあね"」と言う事をルール化すれば良い。
「状況に合わせて似たような発言をする」は、ASD者にとって、もう少し具体化した方が良いか。
「・他者の心情を推し量る」は、「あるアスペルガーの人々にとって、人がどのように考え、感じているのかに気付くようにと求めるのは、彼らに千里眼になれというくらい難しいこと」は同感。ASD者の脳の先天的な機能の偏りに起因するので、これを完全に治すのは、ほぼ不可能。
この書籍では珍しく、具体策が記述されている点に、好感。
「・自分以外の人に注目する」は、ASD者向けの具体策がもう少し欲しいところ。
弊社代表の安達の以下のブログ
にも記載したが、「アサーション」「アサーティブ・コミュニケーション」の実践が、その具体策になるかと。

「どんな場合でも人とうまく関われるヒント:Part4」に関しては、以下の通り。
「・世間話」に関しては、「基本的な世間話を、機械的に覚えるよう試みましょう」は同感。
後は、知らない話題なら、人気ホストの接客術を真似てみて、「へぇ~、面白そう。もっと教えてよ」と言って聞き役に徹し、相手に話をさせるのも、1つの策かと。
「・人を信じる」これ、ASD者にとって、難しいかな。弊社代表の安達の場合、正直、深い所で、人(特に商売上の関係者)を信頼しきっていない部分がある。
但し、定常者の社会で生きていくためには、「相手を信頼している」演技・振り・ジェスチャーを、多少オーバーに実践している。定常者、特に共感性の高い方向けに、効果大である。
ASD者である弊社代表の安達が、共感性の高い(=商売上のカモ)方に「相手を信頼している」演技・振り・ジェスチャーを実践。相手が「そうそう、そうなんだよ」「共感してくれて嬉しい」と言ってきたら、「こいつら馬鹿か」「チョロいな」と弊社代表の安達は思ってしまう。
「・人の助けになる」に関しては、程度次第か。定常者の社会で「お人好し」過ぎるのも問題。
商売で「お人好し」過ぎてしまうと、接客に過剰にコストを浪費してしまい、収益が空くなってしまう。
悪い客は「お人好し」過ぎる業者を選び、過剰なサービスを要求し、そして不当な値引きを要求するものである。
対策として、やんわりと断る「決まり文句」を具体化し、かつ、悪い客とは距離を取る事(電話の居留守、既読・未読スルー、「あなたも大事だけど、同じように大事なお客様が他にいますので」という事)に対し、良い事であり、罪悪感を感じない事である。


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安達孝一

部署:本店

資格:宅地建物取引士、定期借地借家権プランナー、 2級ファイナンシャルプランニング技能士、 日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント、 日本仲人協会 マリッジアドバイザー

日々、情熱・魂(ゲミュート)・鋼鉄の意志で生きています。

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