とある書籍について⑨

2022-09-21

ASD同志へ

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弊社代表の安達は、「ASD友の会」代表世話人も務める。
さて、
「大人のアスペルガーのためのソーシャルスキル・ガイド」
ジェネビー・エドモンド、ディーン・ウォートン 著、小谷裕実 訳、人文書院、2011年12月刊
これは、弊社代表の安達のブログ
にても記載したが、弊社代表の安達が、かつて
『自らが所持する「精神障害者手帳」を錦の御旗のように掲げ、自らが社会に適応する事なく、勤務先や家庭内、周囲の人間に対し「ASD者に対する配慮」ばかりを求めていた』きっかけになった書籍である。

本ブログでは、この著書の一部引用、そして引用箇所に対する弊社代表の安達の所感を記載する。


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会話のコツ

・話者交代

会話でとても重要なことのひとつに、話者交代(話し手の交代)があります。あなたは、話しかける機会をつかめないと困るでしょうが、同じように、もしあなたが会話を一方的に進めて相手に話す機会を与えなければ、相手は非常に困ります。いつも、人には会話に入るきっかけを与えましょう。もし、とても寡黙な人がいれば、その人が加わりたそうなそぶりをみせた時に、何か質問をすればよいのです。この方法は、口数の少ない人と、その人を会話に何とか招き入れたい人の双方にとって、スムースに会話を始めるのに役立ちます。直接に質問されると、寡黙な人はことばをかけなければと思うプレッシャーから解放されてほっとするはずです。

・会話の開始と終了

どのような会話においても、いつ話し始めればいいのか、いつ会話を終了するのかがわかることが重要です。非言語的な合図を見つけるよう学習しましょう。例えば、もし、あなたの話している人が視線をよく逸らすようなら、あなたの話題に飽きてきたのか、疲れていることを暗に示しているのかもしれません。もし、腕時計を見続けているのなら、どこかに行く必要があるからかもしれないし、あるいはそれを実際にあなたに告げてがっかりさせることを避けようとするサインかもしれません。とても遠慮がちな性格で、騒ぐのを好まない人もいますが、その場合はおそらく、人に対して無愛想であるというよりも、気持ちが不安で揺れているのでしょう。しかし、非言語的なサインの解釈もまた、会話の文脈によって大きく左右されます。残念なことに、これは見たままの判断が通用するものではありません。

・視線

会話をするときには、身体表現(ジェスチャー)の上手な使い方を知っていると役に立ちます。アスペルガーの人は、ある意味“不適切”な、あるいは普通でない視線の合わせ方をすることがあります。中には、まじまじと見つめるなど、視線を合わせすぎる人もいます。凝視は人を怒らせるかもしれず、また人はたいてい凝視したり目つきの強すぎる人と会話を続けるのを不快に感じます。しかし実際には、アスペルガーの人は、視線に乏しい、あるいは全く視線を合わせないこともよくあります。人との会話や、あるいは単に店で買い物をしてちょっとしたことばを交わすときに、視線をどう合わせるべきか、いちいち講義してもうんざりするでしょうし、ここで視線の合わせ方の説明をするつもりはありません。
私たちの唯一のアドバイスは、会話するときには、実際に人の顔を見ましょうということです。目に近ければ近い方がよいのですが、実際には口元でも大丈夫です。なぜなら、口元を見ていると、相手はあなたが視線を一瞬目から逸らしただけだと思うからです。
相手と視線がなかなか合わなくても、心配する必要はありません。いつも、人の目を見るのは短い時間にとどめ、時々視線を合わせていれば好意的に受け取られます。

・会話に入る

そして、注意深く人々の会話の中に入ってみましょう。もちろん、会話に入るタイミングが簡単にわかるとは限りません。人の会話に入るタイミングが、いつが適切で、いつが不適切であるかを知る必要があります。一般的には、知らない人たちのグループの会話に入るのは不適切ですが、確実に入ってよい場合もあります。例えば、あなたと同じ講義を受けていた学生たちが休憩時間に喫茶室で話をしているとします。彼らとは先の講義ですでに顔を合わせているので、その会話に入っても大丈夫です。会話の内容を聞けば、彼らが出会って間もない人たちなのか、あるいは旧知の友人なのかを推測することはできるでしょう。
また一般的に、話をしている人たちをよく知っていれば、会話に入っても問題なく、これが誰かの家に招かれている場合であれば確実に大丈夫でしょう。公共の場であれば、状況によって異なります。もしパブで知らない人たちが声を潜めて話しているなら、この会話には入ってはいけません。しかし、もし彼らが大声で会話し、その話題がいやでも聞こえるのなら、例えば、“そういえば、私も実際そこで休日をすごしたことがありますよ”などという風に、会話に入ってもよいでしょう。もし、会話に入ることを好ましく思われているかどうかの判断が難しい場合、“これは、プライベートな会話ですか?私も会話に入ってもいいですか”と尋ねてみましょう。もし、それがプライベートな会話であると答えられたら、恥ずかしく感じるかもしれませんが、少なくとも彼らはあなたが礼儀正しく質問した事を評価してくれるでしょう。
あなたが会話に入ったことで、いやそうな態度を示す人がいても、その人だけの気持ちかもしれず、さほど気にする必要はありません。事実、あなたが会話に入るのは、何も悪いことでないし、その人には何か個人的な事情があるのでしょう。これは、間違ったことではないし、その人は以前述べた、ことばで人に屈辱を与えることを楽しむタイプの人かもしれません。あなたにアスペルガーの特性があるから、のけ者にしようとしているのかもしれません。他の人たちは、自分たちの対応を恥ずかしく感じて、むしろあなたが会話に入ってくれた方が嬉しいと思うかもしれないのです。

・声の調子

さらに、声の調子についても考えましょう。アスペルガーのある人の場合、声に抑揚をつけることは、とても難しいと感じるかもしれません。しかし、もし可能であれば、自分の感情に合わせて、声の調子を繰り返し変えてみましょう。例えば、嬉しいときや何かに熱中しているときには、より高い調子で話します。もし、声の調子を変えられないとしても、心配しないでください。なぜなら、アスペルガーの人たちは、自尊感情が高まれば、成人の早い時期に単調な話し方でなくなる傾向にあるという研究報告があるからです。すでにあなたが中年であっても、遅すぎることはなく、いつか自信を獲得する時期があります。これまでの人生で、多くの困難を経験し乗り越えてきたことをふりかえるだけで、もう新たな強い自信がついているでしょう。
さらに、会話中に、奇声をあげる、叫び声をあげるなどの反社会的な習慣は避けましょう。品格のある仲間の中では、下品な話し方をしてはいけません。そのような話し方をすれば、あなたは面白いと思われるよりも、社会的な問題を抱えた人物であると思われるでしょうし、特に異性の前では不快にとられる行動をとらないようにしましょう。失礼だと思われるほど、鈍感であってはいけません。可能であれば会話にユーモアを織り交ぜましょう。しかし、儀礼的な集まりでは、特に注意してください。ばかげた、残酷な、あるいは下品なユーモアよりも、当たりさわりのないユーモアの方が無難です。

・質問

どのような状況であれ、他人にあれこれたくさんの質問をしてはいけません。そうすることで、人は怒りだすかもしれないし、個人的な質問が多くて不安に感じるかもしれません。多くの人は、“それについて話したくない”とはっきり言えず、話題を変えようとしたり、少しイラついたぎこちない答え方をするでしょう。アスペルガーの人たちは、自閉症にとって馴染みにくい世界を理解しようとして、あれこれとたくさん質問をしてしまいます。これは、自分にとってはよい対処法であり、自己啓発の意味では役立つことが多いでしょう。しかし、世間の大半の人々は、頻繁にくり返し質問をすることはありません。自分を制御するよう心がけてください。

・興味、関心

アスペルガーの人が、自分が関心のある一つの話題についてのみしゃべり続けることは、よく知られています。何かに熱中することはすばらしく、それを知らない人たちに聞かせることは、本当に魅惑的です。しかし、残念ながら、たいていの人は、同じ話題を何度も聞きたくないし、会話ではバラエティに富んだ様々な話題について話す必要があります。他に何について話せばよいのか思いつかない、あるいはどのような話題が適切であるか不安を感じるなら、ソーシャルスキルの支援を探してみましょう。ソーシャルスキルを学ぶのは、そう簡単なことではありませんが、練習すればするほど上達します。どんなにその関心事があなたにとって意味があり、あなたの生きがいになっていても、他人にとってはそうでないのです。興味のあることについて、それに特化したインターネット上のチャットルームやグループ、あるいはフォーラムなどの適切な状況下以外では、しつこく話すことを制御するように気をつけましょう。

・会話の終了

どんな会話でもある時点で終りがくるし、あなたにいくら時間があったとしても、相手はその会話を終えてどこかへ行こうとしています。あなたや知人が中心になって話題を進行していたとしても、ある時点で会話を終えなければなりません。もし、負担やストレスを感じ始めたなら、おそらくそれ以上会話を盛り上げるのが難しい証拠ですし、人を不愉快な気持ちにさせないためにも、その話題を切り上げるのが一番よいことです。それには、スマートに立ち去ってもいいし、会話への関心を失ったようにふるまうこともできます。その場を離れる必要があることは、少なくとも5分程度前に知らせるのがよいでしょう、そうすれば、突然その場を去って人を驚かせることはありません。できれば、あなたの意見を結論にまでもっていければよいですね。もし、時間に押されているなら、説明しようとしている一部を要約することもできます。もし適切ならば、「そんなことが起こったのです」と言って会話を終了することができます。その場を去るのに一番よいのは、単に「ことばを挟んですみませんが、もう行かなくては行けません。楽しいおしゃべりでした」と言えばいいのです。このことばを、実際にその場を離れる少なくとも5分前に言えば、他の人も会話を切り上げようと話をもっていってくれるかもしれません。それから、「またいつか、お話しできるといいですね」と言って、会話から離れましょう。


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人の話を聞く

どうやって人の話に“耳を傾ける”のかを学ぶ必要があります。例えば、誰かがとても夢中になって話しているときに、全く関心のない態度でいることは、非常に失礼なことです。特に、もし誰かがあなたに秘密を打ち明ける、あるいは重要なことを話すときには、絶対に話を聞かなければなりません。関心のない人に話しかけることほど、悲しいことはありません。
まず、その人と視線を合わせるようにしましょう。これは、最初はとても難しいことかもしれませんし、何度も無意識に視線を逸らしてしまうかもしれません。最もよい解決策は、人の顔のどこか(できれば鼻、難しければ口)を見ることです。おそらく、相手は、あなたは聞く気持ちがあるので、視線を合わせてくれるのだろうと考えます。人の話を聞くときには、身ぶりにも気をつけてください。先に述べたように、直接目を見るのがつらいなら口元を見ようとすればいいのです。あくびをする、目をこする、時計を見る(ぴったり時間通りにどこかへ行く必要があるのでなければ)、退屈そうにする、腕を組む、だらだらするなどの行為も、しないように注意を払ってください。これらの態度は全て、無作法にしようとする意図がなくても、大変失礼な態度とみなされます。
もし、自分の発言にしか関心なければ、会話への参加の仕方を学ぶなんて意味がないと思うでしょう。しかし、自分の話を人に聞いてもらい、関心を示して欲しければ、あなたもまた人が話すときには耳を傾け、ことばを遮らずに礼儀正しくすることが求められるのです。また、相手が次に言おうとしていることが分かれば、ついそのことばを先に言いたくなるかもしれませんが、これは人を必ずイラつかせるのでしてはいけません。逆に、何か大切なことを人に言おうとしたときに、ことばを遮られたらどれだけ失望するかを考えてみましょう。


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弊社代表の安達の所感

「会話のコツ」に関しては、具体的な事例が多いものの、文章が冗長。要約すると、以下の通り。

・話者交代

・人には会話に入るきっかけを与える。
・とても寡黙な人がいれば、その人が加わりたそうなそぶりをみせた時に、何か質問をする。

・会話の開始と終了

・非言語的な合図を見つけるよう学習する。
・あなたの話している人が視線をよく逸らすようなら、あなたの話題に飽きてきたのか、疲れていることを暗に示している。
・腕時計を見続けているのなら、どこかに行く必要があるからかもしれない。
・非言語的なサインの解釈もまた、会話の文脈によって大きく左右される。

・視線

・凝視は人を怒らせるかもしれず、また人はたいてい凝視したり目つきの強すぎる人と会話を続けるのを不快に感じる。
・会話するときには、実際に人の顔を見る。目に近ければ近い方がよいのですが、実際には口元でも大丈夫。

・会話に入る

・一般的に、話をしている人たちをよく知っていれば、会話に入っても問題なし。
・もしパブで知らない人たちが声を潜めて話しているなら、この会話には入ってはいけない。
・もしパブで知らない人たちが大声で会話し、その話題がいやでも聞こえるのなら、会話に入ってもよい。
・もし、会話に入ることを好ましく思われているかどうかの判断が難しい場合、“これは、プライベートな会話ですか?私も会話に入ってもいいですか”と尋ねてみる。

・声の調子

・もし可能であれば、自分の感情に合わせて、声の調子を繰り返し変えてみる。
・会話中に、奇声をあげる、叫び声をあげるなどの反社会的な習慣は避ける。
・儀礼的な集まりでは、特に注意。ばかげた、残酷な、あるいは下品なユーモアよりも、当たりさわりのないユーモアの方が無難。

・質問

・他人にあれこれたくさんの質問をしてはいけない。
・自分を制御するよう心がける。

・興味、関心

・ソーシャルスキルの支援を探す。

・会話の終了

・スマートに立ち去る。
・会話への関心を失ったようにふるまう。
・その場を離れる必要があることは、少なくとも5分程度前に知らせる。
・「またいつか、お話しできるといいですね」と言って、会話から離れる。

尚、弊社代表の安達は、「・質問」の「自分を制御するよう心がける。」に関しては、
「自分の言いたい気持ちの50%を抑える」と表現している。
また、「・興味、関心」の「・ソーシャルスキルの支援を探す。」に関しては、
『もし、相手の興味・関心が、自分の興味・関心と異なる場合は、相手に「へぇ、そうなんだ。もっと聞かせてくれませんか?」と言って、相手にさらに話をさせる』
といった手法を取るように推奨している。

「人の話を聞く」に関しては、総論は正解。
但し、ASD者向けに一歩踏み込んだ提案をするなら、「アサーション」「アサーティブトレーニング」
といったコミュニケーションスキルを訓練するべきだと、記述すべきである。


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安達孝一

部署:本店

資格:宅地建物取引士、定期借地借家権プランナー、 2級ファイナンシャルプランニング技能士、 日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント、 日本仲人協会 マリッジアドバイザー

日々、情熱・魂(ゲミュート)・鋼鉄の意志で生きています。

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